| 続きまして、群馬県の観光客誘致につきまして大澤知事にお伺いをいたします。
〇議長(中沢丈一君) 知事、答弁席へ願います。(知事 大澤正明君 登壇)
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〇須藤昭男君 大澤知事はマニフェストの中で観光振興について、群馬の知名度全国ワースト5位という汚名を返上すべく、知事が先頭に立って群馬の魅力を全国にアピールしていくとうたっております。観光立県ぐんまを推進し、美しい景観や豊かな緑、清流や温泉など観光資源の保護に力を入れ、観光地のクリーンアップ作戦、老朽化した観光施設のリニューアルを進め、4年間で県外、海外からの観光客を10%アップしますということがマニフェストの中に掲げられております。
そこで、群馬県の観光客誘致のための知事のトップセールスについてどのようなことを考えておられるのか、お伺いをいたします。
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〇知事(大澤正明君) 本県の魅力を国内外に広く発信して、多くの方々に本県を訪れていただくためには、県をはじめとして市町村や群馬県観光国際協会、そして地域の観光協会をはじめとする民間が一体となった総合的な取り組みが必要であろうと考えておるところであります。
これまで、県では東京で観光関係者を招いて観光宣伝イベントを行ってきたところでありますけれども、今年度はこれを見直しまして、首都圏のマスコミ関係者や旅行エージェント等を本県に招いて、群馬の魅力を実感していただけるように、来年2月、ぐんま観光フェア2008を開催する予定であります。今現在、やはり実際に群馬に来ていただいて現地を視察していただくことが大切なことであろうと思っておりますし、観光局を中心に鋭意努力しておるところであります。
そして、来年3月29日から、県内で全国都市緑化フェアが開催されるわけでありますけれども、そのPRを大いにこのチャンスとして群馬県を売り込んでいきたいと、そのように思っております。また、観光宣伝は絶えず積極的に打って出ることが重要であろうと思っておりますし、今後様々な機会をとらえて群馬の魅力を自ら売り込んでいきたいと思っております。
そのためにも都内にぐんま総合情報センターを設置して、群馬のアピールや、それから旅行業者等にも積極的に宣伝をしていきたい、そんな思いでおります。
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〇須藤昭男君 いつも都内で開いておったキャンペーンを今度は県内で開催するということであります。全国都市緑化フェアの宣伝も兼ねて2月4日と5日にやるそうでありますけれども、実は四万温泉というところは非常に元気がありまして、四万が何で元気なのかなと産業経済の常任委員会で一回視察に行ったときに、そこに非常に熱心に取り組んでいる観光協会の役員の方がいらっしゃいまして、実は四万温泉のことをいかに旅行雑誌とか、いろいろ新聞やそういったところ、マスコミに書いてもらうかが大事なんですとおっしゃっていまして、東京などに積極的に出かけていって記事にしてもらう運動をされております。
今回は首都圏のマスコミ記者等を群馬に呼んで、そこで観光についてのレセプションを行って記事にしてもらうということでありますので、非常に良いことだと思っていますので、積極的に進めていっていただけるようにお願いを申し上げます。ありがとうございました。
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(2)群馬の魅力向上対策について |
それから、観光についてはもう1点、観光局長にお伺いをいたします。
〇議長(中沢丈一君) 観光局長、答弁席へ願います。(観光局長 金井達夫君 登壇)
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〇須藤昭男君 先日、自民党の中で観光振興議員連盟というものを立ち上げまして、初の会合が開かれました。観光に携わる方々と意見交換をさせていただいたのですが、その席でデータが示されたのです。私はそのデータを伺ってショックを受けたのです。実は「じゃらん」という旅行雑誌があるのですが、その旅行雑誌の中で、群馬県を訪れた観光客の満足度はどれくらいですかというアンケートをとったのですけれども、実は47都道府県中38位で、下位に位置しているということであります。そして、その方々に、もう1回群馬を訪れてみたいですかというリピーターとしての項目についても全国第37位だそうであります。
群馬県は日本の温泉百選に、トップにランクされている草津、四万、伊香保、水上等があるのですが、こういった良い観光の素材があるのにも関わらず、今申し上げました満足度、リピーター度が全国で下位の方に位置している結果について、ちょっと非常にショックを受けたのであります。
これは何とかしなければならない最重要課題であると思っております。一部その皆さん方からも出た意見の中で、おかみの会の会長さんがおっしゃっていましたけれども、実は群馬県の観光というものは官民が一体となって取り組んでこなかったからというような御指摘もいただきました。
そこで、このような現状について、まず観光局としてどのような認識をされているのか、また、今後どのような対策を講じようとしているのか、お伺いをいたします。
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〇観光局長(金井達夫君) お答えいたします。
議員から非常に厳しい御質問でございましたけれども、私ども群馬県は数多くの温泉をはじめといたしまして、魅力的な観光資源があるのでございますけれども、地元の群馬県民の人が、群馬の名物は何ですかというふうに聞かれたときに、群馬は何にもねんさのうと言うのが大体の群馬県民の方なんですね。それはある意味では謙譲だと思います。そう控えて言っているのだと思うのですけれども、群馬県の県民の皆さん自身が本県の良さというものを御認識できていない、逆に言うと今までは県がそういうPRもしてこなかった、そういうところに群馬県が相対的に低い評価をいただいているひとつの原因があるかと思います。
群馬県の評価が低いと言われる背景には、そういう群馬県の魅力を、県民はもとより、県内外にもっともっとアピールをする、そういう必要があるというふうに考えております。
また、観光マスコミですとか旅行エージェントの方に聞きますと、そういう専門家の方は、群馬県はこんなに良いものがあるのに何で宣伝しないの、逆にもっと売り込むべきだという御指摘をいただいております。
例えばその例が群馬県のすき焼きでございます。群馬県はすき焼きの素材がすべてそろう、全国でも珍しい県なんですけれども、残念ながら今まで私どもはそういうことをPRしてきませんでした。今はそのすき焼きがすべて地場産でそろうということを逆にPRいたしておりまして、現にそれが商売につながっているという面もございます。
本県には、温泉はもちろんのこと、独自の風土ですとか文化に根差しました地場の本物の食、それから本物の体験がございます。近いところでは川場村さんの雪ほたかという米が全国の米食味分析鑑定コンクールで金賞を受賞いたしました。先月の24日でございます。新聞でも発表されておりました。
それから、昨日、上毛新聞の本社で第3回の伝統食の集いというものを開催いたしまして、私ですとか農政部の副部長が参加させていただきましたけれども、そのときに主催者の方がおっしゃっておりました。衣食住という言葉がございます。衣とか住というものは有形文化財として皆様の目にとまるわけでございますけれども、食というものは目に残りませんので、こういう文化財的な、県民とか国民の方が評価をされるというものはございません。後世に伝えるためには、どうしても親から子、子から孫へということで命を通じて引き継がなければ食というものは残りません。そういう意味で、この伝統食の集いというものは、ふるさとに残したい伝統食ということで毎年イベントをしております。
その食というものには私ども個人個人の思い、記憶というものがございます。そういう意味では、ファーストフードというものが若い人に今非常に人気でございますけれども、伝統食というものをこれからも大事にしていきたいと思っております。
また、先月、渋川市旧赤城村地区で行われました全国の地芝居サミットは、連日全国から5000人以上の方がお集まりいただきましたけれども、その会場でございます三原田の歌舞伎舞台、この小屋掛けのロフトでございますね。これは地芝居そのものもございますが、小屋掛けを自分たち地元の方々が延べ700人でやった。この小屋掛けのロフトというものは非常に群馬の本物であると思います。今週の金曜日には群馬テレビで、県の広報番組といたしまして「風人の画布」でこの小屋掛けのことを放映されますので、ぜひ御覧いただきたいと思います。
こうした本県の優れた資源を県民が認識いたしまして、それを磨き、外に伝えるということ、これで本県の魅力が飛躍的に向上するのではないかなというふうに考えております。先般、県議の皆様が中国に視察をされまして、そのときに本県の魅力を海外で積極的にアピールされたというふうに聞いております。広く県民の方々には同様の認識を持っていただきましてやっていただければなと思っております。
また、私ども群馬県といたしましては、来訪者に群馬県の魅力を伝えるために、ハイヤー協会と共同いたしまして観光ガイドタクシー協議会というものを設けました。陸運局等にも御協力を賜っております。そして、本県を訪れるお客様が最初に接しますタクシーの運転士の皆様に本県の魅力を積極的にPRしていただければなというふうに考えております。
こういうことで、地元の観光関係者以外の市町村、それから県民の皆様一体となりまして、本県の各地域の新たな魅力を発見いたします、そしてそれを東京の総合情報センター等でPRしていきたいと、このように考えております。
以上でございます。
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〇須藤昭男君 懇切に答弁していただきましてありがとうございました。要は、みんながそれぞれ一致協力するということが大事だというふうに思っております。業者の方々も、そして行政に携わる方も、そして我々議会も、みんながやはり協力をして群馬の観光をPRしていく必要があると思いますので、また今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
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