警察署の再編整備について

〇議長(中沢丈一君)

 警察本部長、答弁席へ。(警察本部長 折田康徳君 登壇)

〇須藤昭男君

 群馬県では平成の大合併が行われまして、70あった市町村が38の市町村に再編されました。約半分の自治体になったわけであります。しかしながら、警察署は合併前と変わらず20警察署体制のままになっております。合併によって誕生した新しい行政区域と警察署の管轄区域のねじれ現象や、警察署間の業務の負担の拡大など、様々な問題が発生してきております。
  こうした中、今年の6月に警察署再編整備計画に関する基本方針を示し、パブリックコメントを実施したところであると伺っております。また、過日の新聞報道では、再編整備計画案について報道されておりましたけれども、これまでの再編整備に関しての進捗状況をまずお伺いいたします。

〇警察本部長(折田康徳君)

 まず警察署の再編整備の経緯につきまして簡単に御説明したいと思います。   最近の市町村の合併、社会情勢の変化に伴う警察署間における負担格差の拡大や、小規模警察署における警察力の脆弱性等、様々な情勢を受けまして、本年2月1日、警察本部内に群馬県警察警察署再編整備検討委員会を設置し、種々の検討を重ね、本年6月、警察署再編整備に関する基本方針を取りまとめたところでございます。
  この基本方針は、負担の低い小規模警察署の再編整備、地域の特性を考慮した再編整備、市町村合併に伴う管轄区域の検討、負担の高い大規模警察署の再編整備の4項目について、その基本的な考え方を定めたものでございます。
  この基本方針につきましては、去る6月6日から1カ月間にわたるパブリックコメントを実施した結果、484人の方々から御意見をいただきました。そして10月5日、その結果を公表したところでございます。
  パブリックコメントの内容でございますが、具体的に警察署名を挙げて統廃合を提案する意見、警察署の統廃合による警察力の弱体化を懸念し、特定の小規模警察署の存続を希望する意見、統廃合する場合には幹部交番を設置してはどうかとの提案、いくつかの警察署において管轄区域の見直しを提案する御意見など様々な御意見が寄せられたところであります。
  県警察といたしましては、これらの意見や要望を踏まえ、今般、当面の課題としての小規模警察署の統廃合や名称変更のほか、中長期的課題として、市町村合併に伴う警察署の管轄区域の見直しや大規模警察署の分割などを柱とする具体的な再編整備計画の原案を策定し、現在、関係する地域の機関や団体及び住民の皆様に対する説明を順次実施しているところであります。
  特に小規模警察署の統廃合につきましては、多くの懸念を有する御意見が寄せられたところでありますが、県警察といたしましては県警全体としての警察官の効率的な運用、当該地区における治安水準を高めるという意味からも統廃合は必要不可欠であると考えており、そのような考え方や、また統廃合した際の対応措置等について住民の皆様を対象とした説明会を開催するなどして御理解をいただく努力を行っていきたいと考えているところでございます。
  県警察としましては、このように再編整備に向けて関係地域の皆様方に順次説明を尽くすとともに、統廃合地域においては治安水準が低下することのないよう十分に留意してまいりたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願い申し上げます。

〇須藤昭男君

 警察署の再編整備を行うことによって、今までの20警察署体制で県内の治安体制を維持してきたわけでありますけれども、再編整備をすることによってそれが低下してしまえば、何のための再編整備だかわからなくなってきてしまいます。まして、再編統合されてしまう地域の方々や警察関係の方々、いろいろ不安も多いのだと思うのですね。そこら辺の不安もぜひ丁寧な説明をしていただいて、納得のいく説明をしていただいて、県民の安心安全を守っていただきたいというふうに考えております。
  この問題については以上とさせていただきます。ありがとうございました。


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