6. 地元問題について
(1)北関東自動車道と周辺の主要道路について
(2)汚水処理の現状と将来計画について

  

Q.

最後に、地元問題について2点お伺いをいたします。
第1点目は、北関東自動車道と周辺の主要道路整備についてであります。

(須藤昭男)

 北関東自動車道は北関東圏の日本海と太平洋とを直結するとともに、遠く中京・関西方面にも結びつける役割を果たす高速自動車道であります。北関東自動車道が供用開始されることは地域の発展に大きく寄与すると期待しているところであります。既に茨城、栃木両県では一部区間で供用されておりますが、県内の高崎・伊勢崎間の開通の見通しはどうか。また、伊勢崎・栃木県境間の状況並びに薮塚インターチェンジ周辺の状況について、土木部長にお伺いいたします。
 次に、主要道路であります国道50号の前橋・笠懸間についてでありますが、ことしの4月にアンケート結果も公表され、ほとんどの人がこの道路整備の必要を認め、ルートについては8割近い人が北ルート案の方がよいと回答をいたしました本路線の整備は、前橋市、赤掘町、笠懸町のまちづくりとも密接に関係し、地元住民も大いに関心を持っております。建設省が平成13年度の概算要求の中に、この前橋笠懸道路約13キロの4車線化を新規着工準備箇所として初めて盛り込まれたと聞いております。慢性的な渋滞を引き起こす未改良区間だけに、4車線化は沿線住民の悲願でもあります。アンケート結果公表後の進捗状況について、土木部長にお伺いいたします。
 そして、同じく主要路線であります桐生大橋線についてでありますが、この路線は桐生中心市街地及び笠懸町から北関東自動車道へのアクセス道路として重要な幹線道路であり、地域経済の活性化はもとより、都市の総合的発展を推進する上で不可欠の道路であります。現在、桐生市では県土木部の協力を得て、都市計画道路、桐生大橋線を進めているところであります。桐生市分については既に用地買収も完了し、現在は東武鉄道をくぐる工事も最終段階を迎えていることから、桐生市内分については開通のめどが立ったものと理解をしているところであります。しかし笠懸町内においては、国道50号を経由し、県道桐生伊勢崎線までの区間が都市計画決定はされているものの、いまだ具体的な整備時期等が示されていない状況であり、地域住民としては早期事業着手を待ち望んでいるところであります。
 そこで、桐生大橋線の現在の整備状況と笠懸町内の事業化の見通しについて、土木部長にお伺いいたします。

A.

地元問題の1点目、北関東自動車道と周辺の主要道路についてでございますが、そのうちの1つ目、北関東自動車道についてでございます。

土木部長(砂川孝志)

 この北関東自動車道の高崎・伊勢崎間につきましては、平成5年の施行命令以来、来年の3月中の開通を目指し、日本道路公団により鋭意工事が進められているところであります。
 次に、伊勢崎・栃木県境間の状況でございますが、平成10年の施行命令を受けまして、平成11年6月から各地区におきまして設計協議が開始され、平成12年5月までに全地区で設計協議確認書の調印が行われています。そのうち、伊勢崎市書上、東村、薮塚本町、太田市強戸地区では、地権者の方々の協力を得まして平成12年3月から用地買収に着手しており、残る太田市毛里田地区につきましても、地元の了解が得られれば、本年度中には用地買収に着手する予定と聞いております。
 続きまして、仮称ですが、薮塚インターチェンジ周辺の状況です。平成12年1月に設計協議確認書の調印が行われ、用地格差協議、用地買収単価の発表を行い、平成12年11月27日から28日にかけて用地の集団調印が行われました。今後は、用地買収が終了した区間から埋蔵文化財調査を実施し、調査終了後、順次工事が行われることになります。
 また、アクセス道路であります一般県道大原境線並びに北側側道につきましては、地元協議が終了次第用地格差協議、用地買収単価の発表を行い、地元の了解が得られれば、本年度内には一部用地買収に入りたいと考えております。
 今後も地元の方々の協力を得ながら、一日も早い全線開通を日本道路公団に働きかけてまいります。
 2つ目の国道50号についてでございますが、国道50号の前橋・笠懸間の整備につきましては、住民意見を反映させるパブリック・インボルブメント方式を採用しまして、本年4月には多くの方々から北ルート案による整備を望むとの回答を受けたところであります。本路線の4車線化は、県におきましても重要な施策であり、国に早期の事業採択を要望してきたところでございまして、本年8月に建設省が発表した13年度概算要求におきまして新規着工準備箇所として要望され、ようやく実現化に向けた第一歩が踏み出されたのかなと思っております。
 一方、通過が予想されます赤堀町、笠懸町では、本格線を考慮 した計画的なまちづくりを進めるため、現在都市計画マスタープランを作成しており 、赤掘町では年内の公表を、また、笠懸町では13年度公表を目指すなど、受け入れ体 制を整えているところであります。県におきましても、これらに参画し、支援を続け る一方、関連する交差道路につきまして、その整備手順等を広域の見地から検討する ため調査を開始しており、13年度にはその方針の策定をする予定としております。
 今後、県としまして関係市町村と連携し、北関東自動車道との 役割を考慮に入れ、バイパスと現道について沿線の土地利用の効率的な整備・保全が 図られるよう、まちづくりに関して積極的な支援に努めていきたいと考えております 。また、環境アセスメントや交差道路を含めた都市計画決定につきましては、建設省 を中心に作業の役割分担を早急に検討していきたいと考えております。
 3つ目の桐生大橋線についてでございますが、桐生都市計画道 路桐生大橋線は桐生市中心市街地から国道50号を経て伊勢崎方面への重要な幹線道路 であり、地域経済の活性化はもとより、都市の総合的発展を推進する上で欠くことの できない路線であるとして、市の街路事業として昭和62年度から着手したものであり ます。事業の概要は、笠懸町との境界から国道122号の手前までの延長870メートル区 間を4車線化するものであり、今年度末における進捗率は84%となる見込みでありま す。現在、市では平成14年度完成を目途に事業の推進に努めているところであります 。
 御質問の延伸区間につきましては、笠懸町におきまして都市計 画道路笠懸桐生大橋幹線という名称になりますが、町としましては、この道路が広域 的な幹線道路であり、大規模事業となることから、県施行としての事業化を強く望ん でいるところであります。県としましては、現在、近接する主要地方道桐生伊勢崎線 におきまして錦桜橋のかけかえ工事を実施中であるため、その進捗状況を見きわめな がら、この道路を県事業として実施するための整備手法等につきまして、県道認定の 問題も含め、町当局や関係機関と十分協議してまいりたいと考えております。

Q.

地元問題の2点目は、汚水処理の現状と将来計画についてであります。

(須藤昭男)

 生活環境の改善や環境問題に対処するために、汚水処理対策は 共下水道等の下水道事業や農業集落排水事業、合併処理浄化槽事業等の手法を組み合 わせながら実施していくことが重要であります。県では群馬県汚水処理計画を策定し 、この計画に基づいて各種汚水処理事業が行われており、地域住民の居住環境の向上 や河川等の水環境の維持に主体的役割を担う事業として下水道事業が位置づけられて おります。一方、これらの汚水処理施設の整備状況を見ますと、群馬県は全国平均よ り低い状況にあると聞いております。
 そこで、都市化が進む笠懸町や薮塚本町を初め、新田郡の汚水 処理事業の現状と将来計画について、土木部長にお伺いをいたします。

次に、地元問題としての2点目、汚水処理の現状と将来計画についてでございます。

A.

土木部長(砂川孝志)

 汚水処理につきましては、下水道事業、農業集落排水事業 、合併処理浄化槽整備事業等につきまして地理的要因などを考慮して策定いたしまし た群馬県汚水処理計画に基づき、計画的・効率的に事業を実施しているところであり ます。御質問の笠懸町、藪塚本町を初めとします新田郡では、都市化の進行する中で 地域住民の汚水処理が緊急の課題となっているところであります。
 平成11年度末におきます新田郡全体の汚水処理施設の普及率は 、下水道が2%、農業集落排水が6%、合併処理浄化槽等で19%となっており、汚水処 理施設全体の普及率としては27%となっています。このうち、笠懸町の普及率は22% でありまして、その内訳としては下水道が8%、合併処理浄化槽で14%となっていま す。また、薮塚本町では今のところ合併処理浄化槽のみで12%となっているという現 状であります。汚水処理の将来計画としましては、新田郡全体として下水道が約76% 、農業集落排水が約10%、合併処理浄化槽等で14%を受け持ち、生活環境の向上を図 ることとしています。
 県といたしましても、流域下水道の新田処理区の早期供用開始 や桐生処理区の事業の促進に鋭意努めていきたいと考えております。さらには、社会 情勢等の変化や県内市町村の意向を踏まえまして群馬県汚水処理計画の見直しを検討 しているところでありまして、その検討に当たりましては、効率的な汚水処理事業を 目指し、柔軟に対応してまいりたいと考えております。




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