5.地元の問題について

Q.

地元問題として3点お伺いをいたします。

(須藤昭男)

 まず、初めに、東毛地域と県都前橋を結ぶ主要道路であります国道50号前橋・笠懸間を全線4車線化にする前笠道路についてでありますが、前橋笠懸道路整備計画検討委員会で北ルートが正式に決定をし、現在、環境影響評価や都市計画決定等の手続を関係機関と連携をして進めていると聞いておりますが、慢性的な渋滞を引き起こしておる未改良区間だけに、4車線化は沿線住民の悲願でもあります。国道50号前橋・笠懸間のその後の進捗状況につきましてお伺いをいたします。
 次に、同じく主要道路であります笠懸桐生大橋線についてでありますが、この道路は桐生市及び笠懸町から北関東自動車道へのアクセス道として重要な幹線道路であります。現在、桐生市分についてはほぼ工事が終了し、年度内の供用開始に向け準備が進められております。しかしながら、笠懸町分につきましては未着工のままであります。
 年度内に桐生市分の道路が開通をするわけでありまして、片側2車線で両側に歩道を持つ22メーターで来た道路が、笠懸に入った途端に歩道もつかない6.5メーターの道路になるわけで、利便性の悪い道路ということになると思います。交通渋滞も心配されますし、何よりも事故が起こる可能性が大きいと思われます。桐生伊勢崎線の錦桜橋かけかえ工事の実施中であることは十分承知はしておりますが、地域住民としては早期事業着手を待ち望んでいるところであります。少なくても国道50号までの間ぐらいは早い時期に何とか事業化につなげられないものでしょうか。前向きな御答弁を期待申し上げます。
次に、新田地域の治水対策についてでありますけれども、新田北部の笠懸町、藪塚本町は、河川がないことに加えて、近年の都市化の進展によりたびたび冠水被害に見舞われております。このたびの北関東自動車道建設に伴い調整池が建設されますが、これにより新田地域の総合的な治水対策をどう進めていくのか、土木部長にお伺いいたします。

A.

地元問題に関します3点の御質問について順次お答えをいたします。

土木部長 (川西 寛)

 まず、一般国道50号前橋笠懸道路の進捗状況につきましては、議員御指摘のとおり、本年2月、事業者であります国土交通省から北ルートで整備を進めることが公表されたところでございます。その後、本年4月、国土交通省関東地方整備局長より群馬県知事あて、当事業計画の都市計画手続の着手に関する依頼があり、5月に、県から了承の回答とともに環境影響評価の協力を依頼したところでございます。さらに、これを受けまして、本年7月、国土交通省内に環境影響評価技術検討委員会が設置されまして、環境影響評価の方法に関して検討中と聞いております。検討が終了次第、方法書(案)として県に送付されることとなっております。
 県といたしましては、方法書(案)受領後、直ちに前橋笠懸道路の環境影響評価手続に着手しますとともに、都市計画(案)の準備を早期に進めたいと考えております。いずれにいたしましても、本路線の必要性は十分認識しているところでございますので、早期事業実施に向けて引き続き要望してまいりたいと思っております。
 次に、笠懸桐生大橋線についてでございますが、まず、これに接続をいたします都市計画道路桐生大橋線につきましては、既に桐生市街地から桐生大橋までが開通をいたしまして、現在、桐生市の街路事業といたしまして、平成14年度末の全線開通を目途に工事が進められていると聞いております。また、この事業の今年度末の完成に伴いまして新たに設置されます既設市道35号との交差点部の渋滞の緩和並びに安全を確保するため、今年度完成を目指しまして交差点周辺200メートルの拡幅工事も同時に進めておると聞いておるところでございます。
次に、笠懸桐生大橋幹線につきましては、桐生大橋線の延伸区間でございますが、この路線が広域的な幹線道路で大規模な事業になることから、地元市町からは県事業としての実施を強く要望されているところでございます。
 県としましても、本路線の重要性は十分認識しておるところでございますので、現在、都市計画の変更手続に着手し、関係機関との協議を進めているところでございます。今後は、都市計画の変更手続の完了に向け、町当局や関係機関と協議を進めますとともに、桐生伊勢崎線での工事の進捗状況や道路利用状況等を勘案しまして、平成16年度事業化について引き続き検討してまいりたいと考えております。
 第3に、新田地域の総合的な治水対策の進捗状況についてでございます。
 平成12年度末に策定をいたしました河川計画と地域排水計画に基づきまして、関係機関で事業を進めているところでございます。このうち調節池整備事業につきましては、石田川上流域の笠懸町、藪塚本町及び太田市に総数で8池、調節容量合計約30万立方メートルを整備することによりまして、河川改修、排水路や下水道の整備とあわせて、30年に1回程度発生をいたします、これは例えて申しますと、平成10年に起こりました洪水規模に対応できるように地域の安全度を向上させたいというふうに考えております。
 平成12年度にこの調節池整備事業に着手以来、特に急がれます北関東自動車道関連の4調節池につきましては、本年度2調節池は詳細設計まで、残り2つの調節池につきましては用地買収を実施する予定でございます。今後とも、自動車道の供用開始に合わせましてこの調節池を完成すべく、整備を進めてまいりたいと考えております。
 また、残ります4調節池につきましても、現在整備中の事業が完了後、直ちに着手する予定でございます。
 以上でございます。




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