4.動物ふれあい教室について

Q.

この事業は、子どもたちに「命の大切さ」を肌で感じてもらい情操教育に役立ててもらうことが目的となっております。

(須藤昭男)

 群馬県では、全国に先駆けて平成10年度より全県下の希望する小学校に校医として獣医師を派遣する学校飼育動物の支援事業「動物ふれあい教室」の活動を開始しております。
 そして、平成11年からは、幼稚園、保育所も対象となり事業拡大がなされております。
 この事業は、子どもたちに「命の大切さ」を肌で感じてもらい情操教育に役立ててもらうことが目的となっております。
 現代の子どもは、生き物に直接触れたり、親しんだりする実体験が不足しており、自然や動物に接し、その営みや命のあることをじかに感じることは、大変重要なことであります。
 子どもたちの身近にいる学校飼育動物が、生命尊重の教育に重要な役割を果たすという観点からも、学校教育現場を社会全体でサポートしていくことが重要であります。
 この事業を行っている小学校・幼稚園から良い意見が多数寄せられ、今後、事業を希望する学校も増加すると見込まれておりますが、県獣医師会に引き続き協力を依頼するだけでなく、教師に事業への積極的な関与を推し進めるとともに、子どもたちと教師と学校飼育動物とのかかわり方を改善していくことが重要であると考えております。
 そこで、動物飼育の目的や飼育方法の正しい理解を教師に対してどのように進めていこうと考えているのか。
 また、動物ふれあい教室をはじめて5年が経過しましたが、この事業の成果はどのようなものがあるのか。お伺いいたします。

A.

動物愛護の心をもてるようになることは、教育的意義が大きいことから、日常の飼育活動や動物とのふれあいは非常に重要であると認識している。

 

  県教育委員会としては、様々な実体験が不足していると言われている現代の子どもたちが、動物と直接ふれあう体験を通して、動物の命のぬくもりを感じ、命を預かることの責任の重さに気付き、動物愛護の心をもてるようになることは、教育的意義が大きいことから、日常の飼育活動や動物とのふれあいは非常に重要であると認識している。
また、各学校では、現在、ほとんどの小学校でうさぎなどの小動物を飼育しているが、それを活用して道徳や生活科、総合的な学習の時間と関連させ、子どもたちが動物とふれあったりする活動を推進し、動物へのやさしい心や生命を大切にする心などの情緒心を育む取組を行っている。一方、獣医師から動物の快適な生活環境を維持するための方法や、適切な動物の世話の仕方、ふれあい方などを実際に学ぶことは、教師や子どもたちにとり、極めて貴重な機会となっている。
 今後、各学校に、動物ふれあい教室を当日の活動だけで終わらせることなく、獣医師と連携を図ることや、学校での動物飼育の目的や飼育方法などをまとめた「学校における望ましい動物飼育のあり方」という指導資料に基づいた活動を展開するよう積極的に指導してまいりたい。

 




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