4.県庁前イベントについて

Q.

県庁前イベントについてお伺いいたします。

(須藤昭男)

 週末になりますと、県庁前には必ずといっていいくらいイベントが開催されております。金曜日の午後ともなると、トラックがテントやイベント機材を積んで県庁前広場にやってきて、土・日のイベントが終了しますと、その晩のうちに撤去をして、月曜日の朝には何もなかったかのようにいつもの県庁前広場に戻っております。毎週毎週その繰り返しであります。
 開かれた県庁ということではわからなくもありませんが、それにしても少し多過ぎるのではないかと思います。イベントのたびごとにそれぞれ担当課の職員が休日出勤をし、対応しているわけですし、当然のことながら休日勤務手当も支給されているでしょう。もちろんイベント請負会社にも費用を支払っております。
 県庁近郊に住んでいる県民の方々は頻繁にその恩恵にあずかれますけれども、県庁から離れている地域に住んでいる県民は、県庁で毎週イベントが開催されていることすら知らない方々が多数だと思います。何でもかんでも県庁前で開催する必要はないと思います。
 幾つか例を挙げてみますと、先週開催された「ぐんまの山村・グリーンツーリズム体験フェア」は、県庁前で開催するよりも山村で開催した方が臨場感も増しますし、参加者にも喜ばれると思います。8月に開催された小学生を対象とした「風と砂と星の学校」では、県庁前にテントを張って星空を眺めるよりも、もっとふさわしいところはたくさんあると思います。
 一体、県庁でイベントが年間どれくらい開催されていて、イベントの開催目的とはどんなことなのでしょうか。県庁前広場で開催することにこだわる理由は何なのか、そして、費用対効果はどうなっているのか、総務担当理事にお伺いいたします。

A.

県庁前イベントの御質問にお答えをいたします。

総務担当理事(高木 勉)

 県庁は県民の共有財産であります。県政の拠点でもありますし、防災の拠点として行政の大きな役割を担っております。しかし、単に公務員が仕事をする、それだけの施設であってはならないと思います。多くの県民にこの財産を使っていただくことが大事だと思います。
 これまでにこの県庁の展望ホールに来ていただいた方は、この8月で200万人に到達をいたしました。平成11年の9月6日にオープンいたしましたので、約5年で200万人ということでありまして、年に40万人ぐらいの方が来ていることになります。
 ちなみに、こういう県庁は少ないんですけれども、東京都庁に展望ホールがあります。都庁の展望ホールは年間150万人ぐらいの方が来るそうですけれども、群馬県の人口の6倍の東京都、国の首都であります東京都の150万人から見ますと、群馬県の40万人というのは非常に大勢の方が来ていると思います。
 また、平成15年度にこの県民広場や展望ホールを利用したイベントですけれども、48件ございました。そこに来場された方は約36万人でございます。これらのほとんどは、県民の方々が主体となったイベントであります。
 例えば、過日、県民広場で都市と山村との交流を目的にした「ぐんま山村・グリーンツーリズム体験フェア」というのがありました。先ほど議員の御指摘にもあったと思いますが、そこに2万人を超える人も来ました。そして、私も行きましたけれども、山村の方が県庁の広場でいきいきと自分たちの地域のこと、物産・特産品をPRしていました。そして、そこに集まった都市の方もそういったものをいろいろ見て、こういうものもあったかということでありました。
 そういうことですから、それはやっぱり山村の者が都市に来て、都市と交流をするということにも非常に大きな意味があると思います。そして、都市の人たちもそういったことでまた山村の良さを知って、山村に出かけるという場であります。それから、それは県庁が主催しているわけじゃありませんで、もちろん民間の実行委員会で実施をしております。
 それから、「星と砂のキャンプ」の話も出ました。これも民間の「ぐんま文化会議」が実施をしているイベントでありますけれども、子どもたちが山でキャンプをするということは当然しばしばあるかと思いますけれども、この都市の真ん中の県庁の前の広場でこういう体験をするということは非常に珍しいことでありまして、子どもたちにしますと、こういう変わった環境でいろんな経験をするということが大きな意味があるということであります。私も子どもたちと夜一緒に話もしましたけれども、県庁の中も体験したり、それからまち中に出ていったり、利根川の河原に出たり、いろんな体験をして、子どもたちが交流を深めて感動して帰っていきます。これに対しての希望者も毎年10倍ぐらいの応募がありまして、断るのに非常に困っているというぐらいの人気であります。
 それから

〇議長(矢口 昇) もっと簡潔に。

 はい。これらのイベントは、県庁の職員がやっているわけじゃなくて、ほとんどは民間人であります。県庁職員も管財課の職員などが管理などに出てきますけれども、そういった限られた職員は除いて、ほとんどはボランティアに支えられております。
 それからこの費用ですけれども、費用も県庁が直接やっていませんので、一般財源をたくさん使っているということはありません。ほとんどが利用者の方で拠出をしてやっているイベントであります。中には高校生の「ぽかぽかマーケット」みたいに、そこで収益が上がったので県に寄附をするという、そういう財政の貢献をしていただいているようなイベントもあります。そういうことで、費用はそうかかっていない。
 それから効果でありますけれども、効果の方は、これはいろんな効果があると思います。経済効果もあるでしょうし、それから教育の効果もある。そして、地域の振興に寄与する効果もありますし、県政のことをよく理解していただく、県政と県庁を身近に感じてもらうという、そういう効果も大きなものがあると思います。はかり知れない効果があると思います。
 そういうことでありまして、これから「上州の夏祭り」とか「駅伝」とかいろんなイベントがありますが、多くの方がここへ来て郷土芸能を披露したりイベントに参加したりという方がたくさんおりますので、そういった方の希望に応えられるように、これからもこの共有財産を活用してまいりたいと思います。
 以上です。




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