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アスベスト(石綿)を取り扱う工場やその周辺で、アスベストの空気中からの吸入により、中皮腫や肺ガンにかかり死亡したケースが報告され、吸い込んでから発症するまで10年から40年とも言われ国民に不安を与え、社会問題化しております。
群馬県ではアスベスト調査の結果、県立精神医療センターの体育館で天井からアスベストが検出され使用を中止し、研修保養施設「観山荘」でも建物の一部からアスベストが検出されたため営業を中止しております。
残念なことに、平成15年度の上水道における石綿セメント管の布設割合は群馬県が10.8%で全国ワースト1位となっており、県民に大きな不安を与えております。
水道管に使用している石綿(アスベスト)管について、厚生労働省は「アスベストは呼吸器からの吸入に比べ経口摂取による毒性は極めて小さく、水道水中のアスベストの存在量は問題となるレベルにないことから、水質基準の設定は行わないとしたところ。」とし、また、「世界保健機構WHOが策定・公表している飲料水の水質ガイドラインにおいても、飲料水中のアスベストについては健康影響の観点からガイドライン値を定める必要がないと結論できる。」との見解を示しています。
したがって、群馬県としても、「石綿管を通過した水道水の健康影響については、問題となるレベルにはないと考えている」とのことですが、アスベストでできている管の中を通ってきた飲料水を毎日飲むというのは、県民にとってあまり感じのいいものではありません。アスベストは水道管としては、地震などの衝撃に弱いなどの問題があることから、今後、早期にダクタイル管等に布設替えする必要があると考えます。
そこで、食品安全会議事務局長に以下の3点についてお伺いいたします。
第1点として現在、県内水道管における石綿セメント管の実態はどうなっているのか?
2点目として、石綿管の更新については多大な財政負担を伴うことから、国庫補助・県費補助の対象となり計画的に布設替えを行なっている市町村と国や県の補助事業が該当しない市町村もあると聞いておりますが、今後この地域間格差をどう埋めていくのか。
3点目として、県民が安心して安全な飲料水を飲めるようにするには、私は県が中心となって市町村と連携して1日でも早く、石綿(アスベスト)管をなくすことが何よりも重要であると思いますが、県民生活を守るという立場から、決意の程をお伺いいたします。
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