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○腰塚誠 議長
警察本部長。
(大平 修警察本部長 登壇) |
◆須藤昭男 議員
警察本部長には、着任してまだ2週間余りということで、すぐ県議会も開会になり、群馬県に着任をされて各警察署を回る時間もなくて、この問題を質問するのに、地の利ですとかいろいろな意味で不慣れなところがあって申しわけないというふうに思っておりますけれども、よろしくお願いをいたします。
平成16年に群馬県の刑法犯認知件数は4万2643件で戦後最悪を記録いたしました。このままではいけないとして、警察力だけでなく県民、事業者、行政が一体となって安心・安全なまちづくりに取り組んだ結果、刑法犯認知件数は年々減少いたしまして、昨年は2万6730件まで減少させることができました。これは地域防犯活動に力を入れてきたからだとも言えると思います。自主防犯パトロール活動として青パトで地域を見回ったり、腕章やジャンバーを着て、子どもの通学時間に合わせてパトロール活動を行っていただいたり、様々な活動をしていただいております。
こうした活動の中心となっているものがそれぞれの行政区であり、老人会であり、婦人会であり、育成会などであります。治安の回復は警察だけの問題でなく、自治体や地域住民が一体となって活動していくことによって、その効果はさらに上がっていくものというふうに思っております。
そのためには、市町村合併によってねじれという現象が生まれております。管轄区域の見直しを早急に行うべきだと考えておりますが、県民の期待と信頼に応えるために、行政区域と警察管轄区域の整合性について、本部長はどういう認識を持たれているのかお伺いをいたします。 |
◎大平修 警察本部長
議員御指摘のとおり、昨年まで4年連続して刑法犯の認知件数を減少させるなど、治安回復に向けて一定の成果を得ることができたということについては、警察力だけではなく県や市町村をはじめとする関係機関・団体の御尽力、そして何よりも県民の皆さんが自主防犯パトロール等のそれぞれの立場で様々な活動を行っていただいたことによるものというふうに考えております。
また、市町村合併により桐生署と大間々署、高崎署と藤岡署との間で自治体の行政区域とのねじれ現象が生じていることも議員御指摘のとおりであります。警察署の管轄区域は、警察法施行令第5条で、警察の任務を能率的に遂行することができるように、人口、他の官公署の管轄区域、交通、地理その他の事情を参酌して決定することと定められております。
つまり、警察署の管轄区域は市町村の行政区域も1つの要素として考慮しながら、あくまでも県民の皆様の安全・安心を守るという警察の任務を最も能率的、合理的に遂行できるように決めなければならないということであります。
例えば桐生署と大間々署について、桐生市は桐生署が、みどり市は、名称は別として、大間々署が管轄するということとして、自治体の行政区域とのねじれを解消したとします。すると旧黒保根村や旧新里村で事件・事故が発生した場合、桐生署は大間々署の管内を通過して現場へ行かなければならないということになります。1分1秒を争う事件・事故への対応として、それが果たして能率的か、適切かと言えば、やはり疑問が残るわけであります。
市町村との連携ということを考えれば、警察署の管轄区域と市町村の行政区域が一致していることが望ましいということは言うまでもありません。しかしながら、警察署の管轄区域はそれだけでは決められないということであります。プラス・マイナス様々な要素を考慮しながら、県民の皆様の安全・安心を守るためにはどうすることが一番よいのかという観点から決める必要があります。
ねじれを解消するために警察署の管轄区域を見直す必要があるのかどうか、私もまだ着任したばかりでありまして、ここで明確な答えを申し上げることはできませんが、今後、関係自治体や地域住民の皆さんの御意見を踏まえながら、私自身が判断したいというふうに思います。
また、議員が危惧されているような、ねじれによって警察署と自治体、地域住民の皆さんとが一体となった活動に支障が生じることがないように、これまで以上に相互の連携を強化してまいりたいというふうに考えております。 |
◆須藤昭男 議員 警察署の管轄区域の見直しについて、私はこの議会本会議で取り上げさせていただくことは、実は今回3度目であります。3度目で本部長の答弁は1歩前進したかなという感じがいたしました。というのは、いろいろな市町村、関係者の意見を聞いて私が判断をいたしますということを踏み込んでお話をいただきました。確かに事件や事故が発生したときにパトカーが現場に急行するまでの時間は、それは短ければ短いほどよいわけでありまして、合併によってねじれてしまったところを、整合性を図るために、行政区域と管轄区域が一体となるということだけでは、私は逆なマイナス面も多々あるのだというふうに思っております。
でも、その裏に、同じ市民でありながら、同じ土俵に乗って市民の安心・安全を守ろうとする、そういった会議も警察署単位で開催されておりますから、それは同じ市民が別々のところで会議に出席をしておりますので、そういったことで市民レベルでの安心・安全が、より力が落ちてしまわないように取り組んでいただければというふうに思っていますので、本部長のこれからの英断と言いますか、それを期待いたしておりますので、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。
それでは、続きまして児童・生徒の携帯電話につきまして、教育長にお伺いをいたします。 |