○腰塚誠 議長 県土整備部長。 (川瀧弘之県土整備部長 登壇)
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◆須藤昭男 議員 今、全国各地で赤字に悩む地方鉄道の存続を目指して様々な取り組みが
されております。私は、画期的なアイデアとして今注目を集めている事例がありまして、それをちょっとお話しさせていただきますけれども、
沿線自治体が線路や設備を保有して、鉄道事業者に無償で貸し出しをするという公有民営の方式であります。この代表的な事例としては、富
山のライトレールが挙げられるというふうに思いますけれども、これまでは公共交通を単体として捉え、採算が悪くなりますと人員削減をし
たり、運行本数を減らしたり、サービスの質を落としたり、ますます利用されなくなってしまうという負のスパイラルに入っているのがほと
んどでありました。しかし、富山市では、市長を中心にして30年先を見据えた公共交通のあり方や地域活性化に積極的に取り組んでおられます。
群馬県においても、その方式に少し似ていると思いますけれども、群馬型の上下分離方式というのを採用されております。この上下分離方式
は、上信電鉄と上毛電鉄に対しては支援をしておりますけれども、私が申し上げましたわたらせ渓谷鐡道につきましては、その支援を受けてお
りません。
そこで、わたらせ渓谷鐡道に対しまして上下分離方式の支援の可能性につきまして、県土整備部長の見解をお示しいただければと思います。
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◎川瀧弘之 県土整備部長 議員御指摘の群馬型上下分離方式でございますけれども、安全運
行を確保するために、線路とか電路などを下といいますか、道路と同じような社会資本とみなして、それらに関わる施設整備費
○腰塚誠 議長 残り5分です。
◎川瀧弘之 県土整備部長 維持経費等を県と沿線市町村が負担するという形であります。鉄道事業者は列車の上の部分だ
けを負担するというものでありまして、その場合どうしても、下の設備関係経費を除いた運行経費が赤字になる場合、この支援方式でやってい
くというのはなかなか難しいところがございます。
わたらせ渓谷鐡道は、今、修正再生計画をつくって一所懸命やっているわけでございます。一方で地域の方々の大切な足である。さっき知事
が申しました主要な交通軸の一部でもございますので、修正経営計画の達成状況を見据えながら、今後の支援方策について、栃木県及び沿線3
市と十分検討してまいりたいというように考えてございます。
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(2)足尾銅山とリンクした県の支援策について 県土整備部長 |
◆須藤昭男 議員 今後検討していくということでありますけれども、今お話にありましたとおり、
わたらせ渓谷鐡道は経営再建中の第三セクターであります。先日も報道されましたけれども、取締役会が開催をされまして、鉄道事業につきまして
は、赤字額を前年度比19.5%減少させて9137万円に圧縮をされました。再建計画で掲げた今後3年間での鉄道事業の赤字を半減させる目標である初
年度としては、まずまずの結果が出せたのかなというふうに思っております。
もちろん、鉄道事業者も最善の努力をしておるわけでありますけれども、上毛電鉄、上信電鉄と違って、わたらせ渓谷鐡道は群馬県が筆頭株主で
もあるわけでありますので、県の積極的な支援が求められるところでありますけれども、もう1度上下分離の支援の方式について、今後検討してい
くということでありますけれども、もう一歩踏み込んだ御答弁をお願いいたします。
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◎川瀧弘之 県土整備部長 わたらせ渓谷鐡道は足尾銅山の関連とかもございますし、観光資源を
結ぶ大変重要な鉄道でもあるわけでございまして、会社に申し上げているのは、まずお客さんを増やしていただきたい、増客をしていただきたいと
いうことでありまして、繰り返しですけれども、再生のための修正計画ですか、それをまずは3年間頑張って
○腰塚誠 議長 残り2分です。
◎川瀧弘之 県土整備部長 思っておりまして、その結果を踏まえて、栃木県と3市と新しい支援の仕方があるのかどうかも含
めてよく検討していきたいと思っています。
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◆須藤昭男 議員 わたらせ渓谷鐡道は、もとの名前は足尾線であります。足尾線は足尾銅山ととも
に栄え発展をしてきた鉄道であります。今、足尾銅山を世界遺産に登録しようと。今、足尾町が合併をして日光市になりましたけれども、日光市と栃
木県で登録に向けた運動を展開しているというふうに聞いております。来月、7月になると、世界遺産の暫定登録に載るかの可否について発表がされ
るというふうに伺っておりますけれども、私は、わたらせ渓谷鐡道単体としてではなくて、全体として捉えていくことが重要であるというふうに思って
おります。知事も先日みどり市まで足を運んでいただいて、田中正造の映画「赤貧洗うがごとく」も見ていただきました。公害の原点でもありますし、
日本の近代化の原点でもある足尾銅山の遺産、そしてわたらせ渓谷鐡道、これを一体として捉えていくことが何より重要だというふうに私は思ってお
りまして、県として、その一体として捉えていくことに対しての支援策がもしあればお聞かせいただきたいと思います。
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○腰塚誠 議長 時間が参りましたので、以上で終了いたします。
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◆須藤昭男 議員 どうもありがとうございました。答弁はまた次回聞かせていただきたいと思います。
ありがとうございました。(拍手)
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