○腰塚誠 議長 須藤昭男議員御登壇願います。 (須藤昭男議員 登壇 拍手) |
◆須藤昭男 議員
自民党県議団を代表いたしまして、去る5月30日、志なかばで急逝されました金子泰造氏のみたまに心からの敬慕の情と
哀悼の誠をささげる次第であります。今年2月まで同僚議員であり、また先輩議員でもありました金子泰造さんについては、
皆様方御存じのとおり、頭脳明晰であり、卓越した政治信念を持った政治家でありました。64歳という、まさにこれから円
熟した活躍が期待されているやさきの出来事であり、残念でなりません。残された我々後輩議員がしっかりと金子泰造さん
の志を引き継ぎ、県政発展のため全力で取り組むことが何よりの供養だと確信をいたしております。金子泰造さんの御冥福
を心からお祈り申し上げ、順次質問に入らせていただきます。
それでは、まず知事に質問をさせていただきます。
(大澤正明知事 登壇)
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◆須藤昭男 議員 新年度がスタートして2カ月が経過をいたしました。今年度は大澤知事が
就任して初めて編成した予算でもあります。3つの柱、「県政の刷新」、「暮らしに安心・安全を」、「県経済に活力を」を
中心にして様々な取り組みをなされていると思います。また、4月からは県の組織は部や課の再編、県民局の見直し、グルー
プ制から係制への移行など、シンプルで県民から見てもわかりやすい効率的な体制としてスタートをいたしました。
そして、これまで県内の7つの地域において地域別の市町村懇談会を開催し、県民生活に重点を置いた聞く耳のある県政、
市町村との対話と協調を重視して、選挙で掲げたマニフェストの実現に向けて取り組んでいると認識をしております。
今回、大澤県政の重点施策である東京の銀座にぐんま総合情報センターを開設し、群馬の魅力を全国にアピールすることは、
知事のマニフェストのタイトルである「群馬はもっとはばたける」の中心になると私は思っております。
そこで、大澤県政のこれまでの主な取り組みについて、その成果についてもどのように考えているのか、お伺いをいたします。
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◎大澤正明 知事 私が目指す県政でありますけれども、それは県民が元気
で幸せに暮らせる社会を実現することであろうと思っております。そのためには、県政の主役であります県民と同じ立場に立
って、県民が何を望み、何を必要としているか、県民とともに考えて、話し合いを行いながら県政を進めていくことが重要で
あろうと思っておるところであります。また、県内各地域の潜在力や可能性を引き出すことによりまして、本県はもっともっ
と実力に見合った発展が遂げられると確信しております。
そこで、私は就任以来、今お話にあった3本の柱を基本に据えて、精力的に県政運営を行ってまいりました。まず、自らが
率先して群馬の魅力をPRし、企業誘致や観光客誘客を図らなければならないと考えまして、今年2月に企業立地セミナーを
東京で開催いたしました。群馬県への進出を直接呼びかけ、3月にはまた上海で行われました旅行博覧会において、現地旅行
エージェントと商談会で群馬の売り込みを図ってきたところであります。
こうしたトップセールスにあわせまして、都心において群馬の魅力を総合的にPRする拠点として、今お話にありましたぐ
んま総合情報センターを6月30日に業務を開始し、7月4日には関係者を招きまして開所記念式典を実施する予定であります。
なお、議員が御指摘のとおり、総合情報センターでは市町村との連携を緊密にいたしまして、各種情報の提供やイベントの開
催など、市町村にも積極的に活用していただきたいと考えておるところであります。
一方、北関東自動車道の県内区間の早期開通が実現するとともに、東毛広域幹線道路や西毛広域幹線道路など地域間交通網
の整備を国とも連携して進めてきたところであります。
さらに、15歳までの医療費の無料化についてでありますけれども、段階的に取り組むとともに、来年10月からは完全実施に
向けまして市町村と協議を進めているところであります。
このほかにも、ドクターヘリの導入、医師確保対策、総合的な少子化対策、環境教育としての尾瀬学校の新設など、県民生
活の安心・安全を確保するための施策を積極的に取り組んできたところであります。
もちろん、こうした取り組みには市町村などとの連携が不可欠であります。そこで、県内7地域で開催いたしました地域別
市町村懇談会においては、市町村長のみならず、議長さんや教育長さん、それから地元の県会議員も参加をしていただきまし
て、様々な課題に市町村と連携をして取り組んでいくために必要な意見交換を行ったところであります。直接会って話し合う
ことによりまして両者の距離が非常に近くなったと感じておりまして、非常に有意義な懇談会であったと思っております。
今後も県民や市町村、団体等との広い連携、協力のもとに、真に必要な施策を積極的に進めてまいりたいと考えておるとこ
ろであります。
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◆須藤昭男 議員
今、東京のぐんま総合情報センター、いよいよ6月30日オープンというお話がありました。7月4日にセレモニーをやられ
るそうでありますけれども、契約を結んだのは今年の3月1日であります。準備、オープンまでに約4カ月の月日を要してい
るわけでありますけれども、東京の銀座という一等地でありますから、この家賃は、我々議会の方に説明があったとおり、坪
当たり1カ月5万円、面積が約86坪ありますので、月額に直しますと約450万円という高額な家賃であります。4カ月間であり
ますから、これまでに1800万円家賃として納めているわけであります。そういった県民の血税を使っているわけでありますの
で、それ以上の効果を期待しておるところでありますので、しっかりとした対応をとっていただければというふうに思ってお
ります。
そこで、今知事の方から御答弁いただきましたけれども、それぞれ主な取り組みとその成果についてお伺いをさせていただ
きましたけれども、それでは今後の課題についてはどのようなものがあるのか、知事にお伺いをいたします。
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(2)今後の課題について 知事 |
◎大澤正明 知事 就任してはや10カ月がたったわけでありますけれども、
この間できるだけひとつずつ実施できることを取り組んできたつもりであります。必要な施策を講じていくためには、何と
いっても財源の確保が必要であると強く感じておるところでありまして、本県産業の一層の振興を図るとともに、経済を活
性化させ、県税収入の増加を図るなど、歳入増加への取り組みを積極的に取り組んでいかなければいけないと感じておると
ころであります。
そのため、県経済の活力を強化するとともに、新たな財源を確保するため、トップセールスをはじめ積極的な企業誘致活
動を継続的に行っておりますが、工業団地の手持ち在庫では必ずしも企業の要望に応えられない状況でありまして、優良な
工業団地の整備を積極的かつできるだけ速やかに推進していかなければならないと考えておるところであります。
さらに、将来の発展を見据えて、県内全体が元気になるためには、議員いつも御指摘でありますけれども、下水道や道路
といった社会基盤の整備が必要であり、本県の場合、これが遅れぎみであったことは否めない事実であろうと思っています。
社会基盤の整備は県民生活を豊かにするとともに、観光や企業誘致など将来の財源を確保するために行っていかなければな
らない大切なものだと思っております。
また、喫緊の課題であります医師確保対策などをはじめとする医療、福祉、そして未来の子どもを託する人材を育てるた
めの教育の充実にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。これからも議会をはじめ市町村と対話と協調を大切
にしながら、一歩一歩着実にふるさと群馬づくりを進めてまいりたいと考えております。
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◆須藤昭男 議員 私が申し上げるまでもありませんけれども、財政の基
本は「入りをはかって出るを制す」というのが基本であります。今知事の御答弁には、これから歳入の増加を図っていきた
いということで、群馬県で今遅れているインフラ整備等について取り組んでいかれるという旨の御答弁をいただいたわけで
ありますので、費用対効果という観点からもよく吟味をしていただいて取り組んでいただきたいというふうに思っております。
続きまして、群馬県選出国会議員の方々との関係についてお伺いをさせていただきます。
県選出国会議員の方は、福田総理大臣をはじめ優秀な方ばかりであります。大臣経験もある方もいらっしゃいますし、様
々な分野でのエキスパートがたくさんいらっしゃるというふうに思っております。これまで小寺県政の時代では、比較的県
選出国会議員さんとの関係が重要視されていなかったという感を私は持っておりますけれども、大澤知事にかわって、県選
出国会議員さんとの関係についてどのように構築をされていこうと考えていらっしゃるのか、お伺いをいたします。
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(3)県選出国会議員との関係について 知事 |
◎大澤正明 知事 県選出の国会議員さんと県との関係は、平成11年まで
県政懇談会という形で意見交換を行ってきたわけでありますけれども、それが途切れてしまっておるわけでありまして、
県政運営に当たりまして本県の課題を真に解決していくためには、県選出の国会議員さんと本県の距離を縮めて連携を深め、
国に対して強力に働きかけていくことが必要であろうと私は思っております。
そのため、今月の11日に県選出国会議員と本県幹部が出席いたします県政懇談会を9年ぶりに東京で開催することといた
しました。県政懇談会では、地方財政の充実強化、主要幹線道路の整備促進など、10項目を当面国に対する政策要求として
要望するとともに、本県の主要施策を説明した後に県選出国会議員と本県幹部が意見交換をいたしまして、県政運営の課題
解決に活かしていければと考えておるところであります。今後もこのような懇談会を通じて、あらゆる機会を捉えて県選出
の国会議員と相互理解を深めて、群馬県のさらなる発展のために努力をしてまいりたいと考えております。
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◆須藤昭男 議員 群馬県の発展は国、県、そして市町村、この3者が一体
となって、同じ方向を向いて取り組む必要があるというふうに思っております。これまで様々なことがありまして、市町村
との関係ですとか県選出国会議員との関係ですとか、そこら辺がスムーズに血液が流れていなかったわけでありますので、
ぜひとも大澤県政で立て直しをしていただいて、群馬県の発展のために、これからなお一層の御尽力をお願い申し上げる次
第であります。
続きまして、2番目の質問に移らせていただきます。
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